年末年始(2022年)のご注文、出荷について

配達する配送員

いつも、HASH for Pro(緩衝法次亜塩素酸水)をご利用いただきありがとうございます。

2022年 ご注文の出荷について

・受 付
年内 2022年12月26日(月)
年始 2023年1月5日(木)
・出 荷
年内 2022年12月27日(火)もしくは28日(水)
年始 2023年1月6日(金)もしくは10日(火)

上記をご確認のうえ、あらかじめ早めのご注文をお願い申し上げます。

休業期間中の配達日のご指定は承りますが、配送会社も年末年始体制となりますので、指定期日どおりにお荷物が届かないこともございます。

また、一部の商品については、上記どおりの出荷ができないこともございます。その場合には、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

コロナ感染再び増加


コロナ感染が勢いを増しています。

何度もお伝えしているように、コロナ感染は「空気感染」です

入り口での体温計測、アルコール除菌、アクリル板パーテーションで防ぐことはできません。できていないので今があります。パフォーマンスの感染対策ではなく、今後は意味のある対策を行いましょう。空気感染する感染症への対策は、空間除菌しかありません。空間除菌できる除菌剤は、次亜塩素酸水となります。

一般の方は「次亜塩素酸」と、「次亜塩素酸ナトリウム」とを混同します。「次亜塩素酸ナトリウム」は、漂白剤です。「次亜塩素酸水」とは違います。「次亜塩素酸」という物質は人間の白血球からも微量に作られている、人体を守るための物質でもあります。

ところが「次亜塩素酸水」であればなんでも良いわけではありません。「次亜塩素酸水」は不安定な物質ですから、まともな会社が製造しているものでないと意味がありません。HASH for Proは「飲料水適合試験」に合格している「次亜塩素酸水」です。これにより、世界中の大手様に利用していただいております。

これからは会社のトップの衛生への意識の高さがその会社の価値を左右する時代となりました。衛生対策を経費と考えるのか、戦略的投資と捉えられるのか。これからは、「衛生経営」をより確実に末端まで浸透させることができるかがカギとなってきます。

感染者を出さず、経済を止めないことが我々プロの使命です。そのためにはユーザーの皆様が正しい情報を選択する力をつけなくてはいけません。自分の家族や大切な方を守るために必要なのはテレビや雑誌、インターネットなど誰かの思惑で左右されるような情報源ではなく、本物の情報に辿り着く力です。

タバコの匂いをすぐに消す方法3つ【部屋や服、髪の毛などに即効性】

タバコの匂いは、強烈です。吸っているときだけでなく、吸い終わった後も匂いが残ってしまうのが悩みどころ。

特に、非喫煙者は匂いを強く感じやすく、苦手意識のある人もいます。タバコの匂いは部屋や服、髪の毛に染み込みやすい特性もあるため、喫煙者は配慮が必要です。

一度ついてしまったタバコの匂いは、放っておいてもなかなか消えません。ただし、適切な対処をすれば、すぐに消すことも可能です。

今回は、タバコの匂いをすぐに消す方法3つをご紹介します。

部屋や服、髪の毛などに匂いがついてしまっている場合でも、即効性のある方法を厳選しました。今すぐにタバコの匂いを消したい人は、ぜひご参考にしてみてください。

タバコの匂いをすぐに消す方法3つ

「とにかく、今すぐタバコの匂いを消したい…!」

という人に向けて、まずは即効性のある、タバコの匂いをすぐに消す方法3つをご紹介します。

換気をする

基本的なことですが、換気の効果は絶大です。

匂いは空気中を漂っているため、換気すれば部屋の中の空気が入れ替わり、匂いが軽減します。

ただし、部屋の中の空気がすべて入れ替わるまでには、時間がかかります。人が来るまでに匂いを消したい場合は、早めに換気を始めるようにしましょう。

あらかじめ、換気しながらタバコを吸うのもおすすめです。

クエン酸スプレーを撒く

クエン酸には、消臭効果があります。クエン酸スプレー使えば、部屋やものに染み込んだタバコの匂いを軽減可能です。

クエン酸スプレーは市販されていますが、自分でも作れます。作り方は、水100mlにクエン酸小さじ1を加えて、よく混ぜ合わせることです。匂いが気になる部屋や染み込んだものなどに吹きかけて、消臭しましょう。

ただし、クエン酸には金属を腐敗させてしまう特性があります。スプレーで吹きかけたあとは、ティッシュや柔らかい布で拭き取るようにしてください。

次亜塩素酸水を活用する

次亜塩素酸水には、絶大な消臭効果があります。次亜塩素酸水をスプレーで吹きかけたり、空間噴霧したりすると、空気中に漂う匂いや有害物質を除去できます。

強烈なタバコの匂いにも即効性があるため、すぐに匂いを消したい人におすすめです。次亜塩素酸水のHASH for Proは、口に入っても安全な成分を使用しています。

小さな子どもやペット、高齢者の居る場所でも安心して使用できるため、利用シーンを選ばずご活用していただけます。

タバコの匂いが染み込みやすく、ヤニが気になる部屋の壁にも直接スプレーでき、悪影響もありません。タバコだけでなく、靴やトイレの嫌な匂いの消臭も可能です。

お風呂場のカビ対策や台所の衛生管理にも活用できる、万能な次亜塩素酸水。ぜひ、ご家庭や職場の消臭、除菌対策にご活用ください。

部屋にタバコの匂いがついてしまったときの消す方法

タバコを家の中で吸うと、部屋中が匂いに包まれます。非喫煙者や子どもを招くときなど、なるべく早く消臭したいですよね。部屋にタバコの匂いがついてしまったときの消す方法をご紹介します。

消臭剤を置く

消臭剤は、部屋の空気中に漂う匂いを吸収してくれます。部屋に置いておくだけでいいため、気軽に活用できるのがメリットです。タバコの匂い専用の消臭剤もあります。

脱臭機を稼働させる

脱臭機を稼働させると、部屋の中に充満した嫌な匂いをすぐに除去できます。部屋の中でタバコを吸う習慣のある人は、設置しておくのがおすすめです。脱臭機にもいろいろと種類がありますが、タバコの匂い対策には「オゾン脱臭」が効果的です。

コーヒーの出がらしを使う

コーヒーを抽出した後に残る出がらしには、消臭・脱臭効果があります。消臭剤の定番である活性炭に比べて、約5倍の消臭効果があるという研究結果も。

活用方法は、コーヒーの出がらしをタバコの吸い殻が残る灰皿に入れておくこと。コーヒーの出がらしは湿っているため、タバコの火を消してくれるメリットもあります。

服にタバコの匂いがついてしまったときの消す方法

タバコの匂いは、服にも染み込みます。自分が喫煙者ではなくても、タバコの匂いが充満している空間に身を置いていると、いつの間にか服に染み込んでいることも。服にタバコの匂いがついてしまったときの消す方法をご紹介します。

重曹で洗う

タバコの匂いがついた服をそのまま洗濯すると、十分に匂いがとれなかったり、他の服へ匂い移りをしてしまったりする可能性があります。

服についたタバコの匂いを消すためには、重曹につけ置きして洗うのがおすすめです。まずは、洗面器に約38〜40度のぬるま湯を入れて、大さじ3杯の重曹を溶かします。

洗面器の中に服を入れて、約1時間つけ置きし、その後にいつも通りの洗濯をしましょう。重曹には消臭効果があるため、服についた強烈なタバコの匂いを取り除いてくれます。

浴室に干す

重曹のつけ置きや洗濯が難しいコートやスーツなどは、湯気が立ち込める浴室に干すことで、消臭効果が期待できます。

水の細かい粒子が服の繊維の中に入り、匂いを除去してくれるからです。注意点は、あまり長い時間干さないこと。

長時間干したままにすると服が湿ったり、生乾きの嫌な匂いがしたりする可能性があります。干すときは、約1時間を目安にするのがおすすめです。

スチームアイロンをあてる

スチームアイロンの蒸気も、服の繊維に入り込んでタバコの匂いを除去してくれます。スチームアイロンをあてた後は、風通しの良い場所に干してしっかり乾かしましょう。スチーマーの蒸気をあててもOKです。

髪の毛にタバコの匂いがついてしまったときの消す方法

服と同じく、髪の毛にもタバコの匂いは染み込みます。特に、髪の長い女性は匂いがたっぷりと染み込みやすく、人からも気づかれるほどです。髪の毛にタバコの匂いがついてしまったときの消す方法をご紹介します。

シャンプーする

シャンプーすれば、髪の毛についたタバコの匂いは完全に消せます。ポイントは、シャンプー剤を使う前に、お湯でしっかりと髪の毛を洗うこと。

髪の毛についた匂いをお湯で落としてからシャンプー剤を使うことで、匂いが混ざる心配もなく、より高い消臭効果を得られます。

ウェットティッシュで拭く

お出かけ中でシャンプーができない場合は、ウェットティッシュで髪の毛を拭くだけでも、タバコの匂いを軽減できます。

髪の毛の表面をウェットティッシュで軽く叩き込み、乾いたテッシュやハンカチで優しく拭き取りましょう。

アルコール成分の入ったウェットテッシュは刺激が強いため、ノンアルコールの無香料タイプのものがおすすめです。

髪の毛専用の消臭スプレーをかける

髪の毛専用の消臭スプレーを使えば、いつでもどこでも手軽にタバコの匂いを除去できます。

注意点は、必ず髪の毛専用の消臭スプレーを使うこと。

髪の毛用ではない消臭スプレーを使うと髪が傷んだり、却って変な匂いがついてしまったりする可能性があります。また、普通の香り付きヘアスプレーや香水を吹きかけるのは、絶対にNGです。

タバコの匂いと香りが混ざって、却って嫌な匂いになってしまうため、気をつけましょう。

タバコの匂いは次亜塩素酸水ですぐに消そう(まとめ)

タバコの匂いは、喫煙者の想像以上に強烈で部屋の中に残るものです。服や髪の毛にも染み込みやすく、一度ついた匂いは放っておいてもなかなかとれません。強烈なタバコの匂いをすぐに消す方法は、換気や消臭剤の使用などいろいろありますが、おすすめは次亜塩素酸水の活用です。

次亜塩素酸水の消臭効果は大きく、タバコの匂いにも即効性があります。

スプレーで吹きかけたり空間噴霧したりして、空気中に漂う嫌な匂いを除去しましょう。次亜塩素酸水のHASH for Proは、口に入っても安全な成分なため、小さな子どもやペット、高齢者の居る場所でも安心してご使用いただけます。

消臭だけでなく、除菌もできる優れものなので、ぜひご家庭で幅広くご活用ください。

今日のポイント

  1. 1.タバコの匂いは強烈で放っておいてもなかなか消えない
  2. 2.タバコの匂いをすぐに消す方法3つは「換気」と「クエン酸スプレー」と「次亜塩素酸水」
  3. 3.タバコの匂いが部屋や服、髪の毛についてしまった場合はすぐに適切な対処をすること

年末年始(2021)のご注文、出荷について

いつも、HASH for Pro(緩衝法次亜塩素酸水)をご利用いただきありがとうございます。

2021年 ご注文の出荷について

・受 付 12月27日(月) 11時まで
・出 荷
年内 12月27日(月) 出荷対応
年始 2022年1月5日(水) 出荷

上記をご確認のうえ、あらかじめ早めのご注文をお願い申し上げます。

休業期間中の配達日のご指定は承りますが、配送会社も年末年始体制となることに加え、今後の新型コロナ感染予防対策の影響も予想されますので、指定期日どおりにお荷物が届かないこともございます。

また、一部の商品については、上記どおりの出荷ができないこともございます。その場合には、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

次亜塩素酸水のボトルは遮光性のあるものを|保存方法と注意点

次亜塩素酸水のボトルの選び方

次亜塩素酸のボトルは、遮光性があって金属製ではないものが適切です。

使いやすさを重視してより高い効果を得るためには、スプレータイプのボトルもおすすめ。まずは、それぞれの理由と適切なボトルの選び方を詳しくご解説します。

遮光性のあるものが必須


最近、SNS上で次亜塩素酸水を透明なスプレーボトル(100円ショップに売っているようなもの)に移して使用している画像や動画をよく見かけますが、これは絶対にNGです。次亜塩素酸水は紫外線(日光)に当たると、塩素と酸素に分解して蒸発してしまいます。

蒸発してしまうと水を噴霧しているのと同じように、菌の繁殖を促す可能性も。これでは、効能的にも衛生的にも良くありません。

HASH for PROでは、紫外線テストをクリアした遮光性のある専用ボトルをご用意しています。次亜塩素酸水を詰め替えて使用する場合は、必ず専用ボトルをお使いください。

金属製のものはなるべく避けておく

一般的な次亜塩素酸水には、金属腐食性があります。

HASH for PROは緩衝法で原材料に塩素を使用していないので、一般的な次亜塩素酸水より塩分が非常に少ないのが特徴です。

金属への腐食作用が軽微なため、金属を溶かしたり腐食したりする効果はほとんどありません。しかし、皆無なわけではないので、長期間の保存の場合は念のため注意が必要です。

次亜塩素酸水のボトルは遮光性があって、金属製ではないもの(プラスチック製など)を選ぶようにしましょう。

次亜塩素酸水の空間噴霧をする場合も同じく、塩素による腐食対策を行っていない加湿器や噴霧器を使うと、製品が傷む原因になるためおすすめできません。

次亜塩素酸水専用の加湿器や噴霧器を使用するようにしましょう。

ワンプッシュできるスプレーボトルが便利

次亜塩素酸水は確かな除菌効果を持っていますが、有機物に触れるとすぐに分解して水になってしまうというデメリットがあります。

このデメリットを解消する方法は、1回の噴出量を多くすること。

ワンプッシュで多量の噴出ができるスプレーボトル(遮光性があって金属製ではないもの)を活用すれば、一度にたっぷり次亜塩素酸水を使えるので効果が高くなります。また、気になる場所に気軽にプッシュできて使いやすいのもメリットです。

スプレーボトルを活用するときは、次亜塩素酸水は原液で使用してください。

全て使い切る場合に限って、水道水での希釈も可能ですが、次亜塩素酸水のpHや成分が変わって濃度等が変化する可能性があるため、あまりおすすめできません。

HASH for Proは300ppmという濃度ですが、300ppmで飲料水適合に合格している次亜塩素酸水なので、原液のままでも安心して使用可能です。

次亜塩素酸水の保存方法と注意点

次亜塩素酸水は、保存方法にも注意が必要です。
正しく使うための保存方法と適切な保管場所、空間噴霧をするときの注意点をご紹介します。

完全遮光を徹底する

保存するときも、完全遮光を徹底してください。

気をつけたいのは、容器自体は遮光性でも、フタなどは紫外線を透過してしまう素材のボトルです。専用ボトルを使用すればこの心配はありませんが、ご自分で用意する場合はボトルが完全遮光であるかどうかを必ず確認しましょう。

補足すると、次亜塩素酸水が分解されるのは日光(紫外線)のみです。室内の照明による明かりに当たることは何の問題もないため、安心してください。

高温になる場所に置かない

次亜塩素酸水の保管は、温度管理も重要です。理想は、20℃以下の冷暗所での保存。安定性を保つためにも、高温になる場所には置かないように気をつけましょう。

・長期保管するボトル→20℃以下の冷暗所での保存

・毎日使うスプレーボトル→なるべく一日で使い切るようにする。

空間噴霧をするときは5〜6倍に希釈する

次亜塩素酸水は希釈せずに使うのが基本ですが、空間噴霧は例外です。空間噴霧の場合は次亜塩素酸水を短時間で使い切れるため、5〜6倍に希釈して使用できます。

原液のまま使用しても問題はありませんが、もったいないので希釈しての使用がおすすめです。

次亜塩素酸水のボトルは遮光性のあるものを|保存方法と注意点(まとめ)

次亜塩素酸水は、弱酸性の領域のため非常に繊細で不安定です。除菌消臭剤としてさまざまな用途に活用可能ですが、正しい使い方と保存をしなければ十分な効果を発揮できません。

HASH for Proは、緩衝法の次亜塩素酸水です。一般的な次亜塩素酸水より塩分が少なく安定も高いのが特徴ですが、注意点はあります。

・ボトルは遮光性のあるものを使用する(100円ショップなどの透明ボトルを使わない)

・腐食対策のために金属製のボトルも避ける

・完全遮光の冷暗所で保存する(毎日使うボトルは常温の場所での保存がおすすめ)

・空間噴霧をするときは5〜6倍に希釈する(原液のまま使っても問題はなし)

これらを徹底して、次亜塩素酸水の効果・効能を正しく活用しましょう。

空気感染の対策方法3つ!新型コロナウイルスの感染経路と新見解

ソーシャルディスタンス

ソーシャルディスタンス

空気感染とは

空気感染とは、「空気を介してウイルスや細菌に感染すること」です。接触感染や飛沫感染と並ぶ、主な三つの感染経路の一つと言われています。

感染者が咳やくしゃみをすると、病原菌を含む唾液や鼻水が飛沫します。飛沫した唾液や鼻水の水分は、時間が経つと蒸発して飛沫核(エアロゾル)になります。

飛沫核は非常に軽い性質のため、空中を浮遊するのが特徴です。屋外であれば、空気の循環や風の巻き上げなどがあるため、人が吸引する可能性はほぼありません。しかし、換気の悪い密室では、飛沫核が狭い空間で長時間浮遊することになります。

ソーシャルディスタンスを保っていても関係なく、離れた場所にいる人も吸引してしまう可能性があるのです。これが、空気感染の仕組みです。

空気感染で感染する病気の代表的なものには、麻疹、水痘、結核があります。

新型コロナウイルス感染経路

新型コロナウイルスの感染経路は、接触感染と飛沫感染だと言われてきました。しかし、WHOや日本の厚労省の新見解では、新型コロナウイルスの空気感染の可能性が指摘されています。新型コロナウイルスの、それぞれの感染経路についてご解説します。

接触感染

接触感染は、感染者との身体的接触や汚染された物体(ドアノブやタオルなど)に間接的に触れることで感染します。

厳密にいうと、ただ病原菌が身体に触れるだけでは感染しません(皮膚の感染症を除く)。感染するのは、病原菌が付着したままの手で顔を触ったり飲食したりしてしまった場合です。

病原菌が目や口や鼻などの粘膜から体内に侵入して、感染を引き起こします。接触感染の対策として最も有効なのは、手洗いうがいです。

こまめな手指の消毒やマスクの着用なども有効ですが、手洗いうがいの励行が基本的な感染対策となっています。接触感染で感染する病気の代表的なものは、インフルエンザやノロウイルスです。

新型コロナウイルスも、接触感染が認められています。

飛沫感染

飛沫感染とは、感染者の咳やくしゃみによる飛沫で感染することです。咳やくしゃみによる飛沫は水分を含んでいるため重く、通常は1〜2m以内程度しか飛びません。感染者と2m以上の距離を保っていれば、飛沫を浴びて感染する可能性は低くなります。

飛沫感染で感染する病気の代表的なものは、インフルエンザ、おたふくかぜ、一般的な風邪(ライノウイルス、アデノウイルス)です。新型コロナウイルスも、飛沫感染が認められています。

空気感染【新見解】

新型コロナウイルスの空気感染の可能性は、これまで否定され続けてきました。

しかし、今年の4月にWHOは新見解として、新型コロナウイルスの飛沫核(エアロゾル)感染を認めました。

今年10月には日本の厚労省も、ウイルスを含んだ空気中に漂う微粒子を吸い込むことで感染するとの新見解を示しています。屋内の混雑した場所や換気が不十分な場所では、新型コロナウイルスの空気感染が発生する可能性が高いということです。

空気感染の対策方法3つ

空気感染の対策は、基本的な感染対策に加えて空気の換気や浄化が重要となってきます。新型コロナウイルスの予防にもなる、空気感染の対策方法3つをご紹介します。

マスクをする

新型コロナウイルス流行の中ですっかり定着している予防法ですが、マスクの着用は空気感染対策にも有効です。

マスクをすることで感染者は飛沫の拡散防止に、非感染者は病原菌の吸引を防げます。マスクの素材については諸説ありますが、ウレタンよりは不織布の方が性能が高い傾向にあります。

マスクを着用するときは口や鼻をしっかり覆って、感染を徹底的に予防しましょう。

定期的な換気を行う

飛沫核は、約3時間程度は感染性を有すると言われています。

密閉された室内空間では、長時間に渡って細かい飛沫核が空気中を漂う可能性があるということです。飛沫核は非常に軽い性質のため、換気で空気の循環があればすぐに屋外へと放り出されます。

屋内で空気感染を防ぐためには、定期的な換気が欠かせません。

次亜塩素酸水で空間噴霧をする

HASH for PROの次亜塩素酸水は、新型コロナウイルスを99.99%不活性化することに成功しています。

除菌消臭剤として使用できますが、希釈して専用噴霧器で空間噴霧を行うことも可能です(原液のままでも問題ありません)。

コロナウイルスが流行した当初、厚労省は「空間噴霧はおすすめしない」といった見解を示していました。しかし、この見解は一部メディアの科学的根拠のない報道によるものであり、大きな誤解です。

今年の9月には厚労省も新たな見解として、次亜塩素酸水の空間噴霧を、各社の取り扱いに従って安全に使うことを条件に認めています。

次亜塩素酸水は、空気感染対策としての空間除菌に最も優れています。

HASH for PROの次亜塩素酸水は、

・緩衝法を用いているので塩素ガス発生の懸念がない

・厚生労働省認可機関での飲料水適合試験に合格している

・医療や介護施設などあらゆる最前線の現場で活用されている

のが特徴。人体への影響が全くない安心・安全な製品です。

空気感染のウイルス対策として、屋内での空間除菌にご活用いただければと思います。

空気感染の対策方法3つ!新型コロナウイルスの感染経路と新見解(まとめ)

新型コロナウイルスが空気感染する可能性は、極めて高いです。
現在、WHOや日本の厚労省は「飛沫核(エアロゾル)感染」や「空気感染の可能性」という言葉を使っていますが、空気感染が正式に認められる日も、そう遠くはないのではないでしょうか。
新型コロナウイルスを予防するためには、空気感染の可能性も含めた対策が必要です。

・手洗いうがいやマスクの着用を徹底する
・屋内では密集せずに定期的な換気を行う
・次亜塩素酸水で空間噴霧をして空気の浄化をする

新型コロナウイルス以外の感染症対策としても有効なので、励行していきましょう。

今日のポイント

1.空気感染とは、空気を介してウイルスや細菌に感染すること
2.新型コロナウイルスは接触感染と飛沫感染に加えて空気感染の可能性が指摘されている
3.空気感染の対策方法はマスクの着用、定期的な換気、次亜塩素酸水の空間噴霧

「次亜塩素酸水」の空間噴霧に関する見解を厚労省が修正

窓を開ける看護師

・空気感染対策としての空間除菌にもっとも効果がある次亜塩素酸水への風評について

窓を開ける看護師

このたび9月8日の第3回「感染対策を資材と方法から考える超党派議員連盟(会長片山さつき)」の場で、厚労省がいままでの見解を修正しました。今後は次亜塩素酸の空間噴霧はメーカー各社の取り扱い説明書に従い安全に使用するようにとのQA(Quality Assurance/品質保証)が事務連絡されることとなりました。

今後保健所や各出先のQAも変更されますので、いま必要なコロナ対策として持っている超音波霧化器を撤去してしまっていた施設は改めてご確認頂けますと幸いです。

新型コロナウイルスのエアロゾル感染対策に

-次亜塩素酸水の空間噴霧について厚労省があらたな見解-

第3回感染対策を資材と方法から考える超党派議員連盟の場で、厚労省から「空間噴霧を推奨していないのは消毒効果を有する強い薬剤を指しているものであり、消毒剤ではない(雑品の)次亜塩素酸水の空間噴霧については、各社の取り扱いに従って安全に使うようQAを変更した」旨報告があり、山本厚労省副大臣からは事務通達で現場に伝達することが明言された。

9月8日水曜日14時より参議院議員会館講堂で第3回の議員連盟が開催された。

空気感染を防ぐための換気と空調に関する基調講演の後、各省からの中間報告がありました。厚労省からは「空間除菌についての考え方について次亜塩素酸水の話が話題になっていたが、(厚労省が規制しているのは)いわゆる消毒効果を要するような強い薬剤を指しており、これについてQ&Aを修正した。」との報告があり、新型コロナウイルスの第5波が収束しない中で1年以上にわたる次亜塩素酸水の空間噴霧に対する厚労省の見解が修正されました。

議連の後すぐに議連議員団が厚労省副大臣と経産省副大臣に提言書を手交した際には、厚労省副大臣同席で、「WHOガイダンスの中に次亜塩素酸水が含まれてないことをJFKが確認しており、QAの変更により消毒剤ではない次亜塩素酸水については各メーカーの取り扱いに従って安全に使ってもらうことで実態的に空間噴霧の規制の対象外とした」という説明がありました。

副大臣からは「ホームページのQA変更だけではなく事務通達で出すこと」も明言されてます。

ただし、現在のQAではこのような事情を知らない人にとっては未だ消毒剤としての次亜塩素酸水が危険であるという認識をされかねないので、さらに議連から厚労省に通達文言やチラシの変更を求めている。

[解説]

2020年5月新型コロナウイルスの第一波、第二波が猛威を振るう中で消毒薬アルコールの不足が社会問題になり、その対策として飲用アルコールや洗剤、界面活性剤などとともに医薬品ではない(雑品の)次亜塩素酸水が新型コロナウイルスに効果があるのではないかとの期待から経産省主導でNITEによる試験が行われた。

それまでノロウイルスやO-157、新型インフルエンザ等の感染対策で広く活用されてきた次亜塩素酸水には新型インフルエンザと同じエンベロープウイルスである、新型コロナウイルスにも有効であるのではないかとの期待に応え、6月末のNITEの試験結果発表でその不活化効果が発表された。

ところが、NHKをはじめとする一部メディアが次亜塩素酸水の空間噴霧は人体に危険であるとの科学的根拠のない報道を行ったことから、空間噴霧に対する誤った風評が広がった。

厚労省も「空間噴霧はおすすめしない」とのポスターや事務連絡を行ったことから、全国の学校や介護施設などで次亜塩素酸水の空間噴霧機の撤去が行われ、本来防いでいた感染対策が封じられたことによる感染拡大が起きた施設もあった。

悪質な風評により使用を止めた学校や介護施設などでも感染対策として復活するところも増えたが、保健所の事務通達に従った指導により地方自治体施設や公共施設では撤去の動きが進み、ワクチン接種場などでの活用も控えられた。

この事務通達の根拠とされていた2020年5月のNITEファクトシートにあるWHOガイダンスについて、元WHOエイズ対策国際課長の北海道大学玉城名誉教授がWHOに確認したところ「このガイダンスは人体に害がある消毒薬について警告したもので次亜塩素酸水(HOCL)はそれに該当していない」との公的レターが返信された。

厚労省の今回のQAの変更、新たな事務通達についてはこのような背景の中で、「感染対策を資材と方法から考える超党派議員連盟(片山さつき会長)」の追及に対して応えたものである。

現在、新型コロナウイルス変異種では感染力を増したウイルスの空気感染による感染拡大が原因とみなされており、換気ができない部屋や機械換気が不十分な施設、最大限の感染リスク対策を必要とする学校、介護施設、医療機関などでは、次亜塩素酸水による除菌型空気清浄機の配置や次亜塩素酸水霧化機による空間除菌が必要とされ、議員連合ではこれら空間除菌対策への政府の支援とそれによる産業経済の復活を提言している。

以前から弊社並びにメーカーが提唱している空間噴霧による積極的な空気感染対策が唯一の方法であるという内容がようやく規制の壁を突破することができました。

化学的根拠のない風評報道、既存利権によって妨害する時代ではありません。厚労省管轄の保育園、各省庁、役所関連、早急に空気感染を防ぐ対策を行なってください。

HACCPとは?2021年6月『HACCPに沿った衛生管理の制度化』に向けて

厨房で調理をする女性の手

厨房で調理をする女性の手

HACCPとは食の安全を守るための衛生管理手法です。2021年6月からHACCPに沿った衛生管理が全ての食品等事業者に義務化されます。義務化によって食中毒などの健康被害が少しでも減少することが期待されます。

食品の衛生管理手法HACCPとは

HACCP(ハサップ)とは、国際的に認められた食品の衛生管理の手法のことです。

「Hazard Analysis and Critical Control Point」という言葉の頭文字をとって『HACCP』です。この言葉の中にHACCPの衛生管理の手法が示されています。

まず、「Hazard(危害) Analysis(分析)=危害分析」では、原料の入荷から製品の出荷までの全工程において食中毒菌汚染・異物の混入などの危害要因がどこにあるのかを分析します。

次に、分析した危害要因を除去・低減するために重要になるのが「Critical(重要) Control(管理) Point(点)=重要管理点」です。危害要因を除去・低減するために重要な工程を管理することです。管理には温度や時間など具体的な指標を使い、誰もがはっきりとわかるようにすることがポイントになります。

このように危害要因を分析し、その要因を除去・低減するために重要な工程を管理することで食品の安全を守るのがHACCPの目的です。

2021年6月施行『HACCPに沿った衛生管理の制度化』によって何が変わる?

『HACCPに沿った衛生管理の制度化』とは?

「HACCPに沿った衛生管理の制度化」は、食品等事業者が行っている一般衛生管理にHACCPの考え方を取り入れて再確認し、その内容を書き出すことで衛生管理のレベルアップを図るものです。2020年6月1日から1年間の経過措置付きで施行され、2021年6月1日からは完全施行となります。

「HACCPに沿った衛生管理の制度化」は食品衛生法の改正の一部ですが、なぜ今まで以上に食品の衛生管理が求められるようになったのでしょうか。

その背景には、食品にまつわる環境の大きな変化が挙げられます。

<例>
・共働き世代・高齢単身者世帯の増加に伴う、調理済み食品・外食・中食の需要拡大
・都道府県を超えての広域的な食中毒の発生
・食中毒発生件数の下げ止まり
・食品による健康被害

今の時代、完全な自給自足生活は大変難しく、何かしらの食品を購入しなければ生活が成り立ちません。誰もが安全な食品を購入できるよう、全ての食品等事業者がみずからが携わる食品について適切な衛生管理をするように求められているのです。

マスクをした男性のカフェ店員

●対象となる事業者
今回の制度化によって対象となる事業は、『全ての食品等事業者(食品の製造・加工、調理、販売等)』です。
そして、事業形態や規模によって衛生管理の方法が「HACCPに基づく衛生管理」と「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」の2パターンに分けられます。

①HACCPに基づく衛生管理が必要
コーデックスのHACCP7原則に基づいた管理が必要です。

<対象事業者>
・大規模事業者
・と畜場(と畜場設置者、と畜場管理者、と畜業者)
・食鳥処理場(食鳥処理業者 ※認定小規模食鳥処理業者を除く)

②HACCPの考え方を取り入れた衛生管理が必要
手引書を参考に簡略化されたアプローチによる衛生管理が必要です。

<対象事業者>
・小規模な営業者等
例:・食品等の取り扱いに従事する人の数が50人未満である事業者
(※人事・経理・営業など食品の取り扱いに従事しない人はカウントしない)
・製造・加工した食品の大部部を併設された店舗で小売販売する営業者
→例:菓子や豆腐の製造販売、食肉や魚介類の販売
・飲食店等の食品を調理する営業者(調理機能を有する自動販売機を含む)
・容器包装に入った(または、包まれた)食品のみを貯蔵・運搬し、または、販売する営業者
・食品を分割して容器包装に入れ(または、包み)小売販売する営業者
→例:八百屋、米屋、コーヒーの量り売り店

  • 制度化の対象外となる事業者
    次の事業者は衛生管理計画や手順書の作成は不要となります。

・食品や添加物の輸入業
・食品や添加物の貯蔵、または、運搬のみを行う営業(ただし、冷蔵・冷凍倉庫業は除く)
・包装食品の販売業
(常温で長期保存しても腐敗・変敗・その他の品質劣化による食品衛生上の危害が発生しない包装食品に限る)
・器具容器包装の輸入業や販売業
・1回の提供食数が20食程度未満の給食施設(学校・病院等の営業以外に限る)
・農業や水産業における食品の採取業

  • 制度化における誤解
    今回の制度化にあたり、HACCPを取り入れることを後ろ向きに考えている事業者もいるかもしれません。その中には今からご紹介するような誤解が原因で取り組みが進まない営業者もいるのではないでしょうか。

誤解①:第三者機関によるHACCP認証が必要である

HACCPには第三者機関による認証・認定が存在します。しかし、今回の制度化にあたりHACCPの第三者機関認証を取得する義務はありません。

誤解②:大きな設備投資が必要である

今回の制度化の観点は、衛生管理の手法のみです。施設や設備の新設・変更は必要ありません。

誤解③:人員を増やさなければならない

今まで行ってきた衛生管理をHACCPに沿って確認するだけですので、衛生管理を専門に行う人やHACCPに関する有資格者を新たに雇ったり、従業員を増やす必要はありません。

  • 制度化を無視した時の罰則
    新しい制度を導入しなかった時の罰則は、これまで衛生管理に不備があった時と同じ罰則です。

まずは、口頭や書面で改善指導が行われ、改善が図られない場合には営業の禁停止等の行政処分があります。行政処分を無視して営業した場合は、懲役、または、罰金に処される可能性があります。

衛生管理の実施状況は、営業許可の更新時や保健所の定期的な立ち入り等の時に確認を行います(これまでと同様です)。改善指導は、衛生管理計画を作成していない場合や内容に不備がある場合、計画を作成していてもその内容が遵守されていない場合に行われます。

「HACCPに基づく衛生管理」のためのHACCP導入方法

「HACCPに基づく衛生管理」が求められるのは、大規模事業者・と畜場・食鳥処理業者に該当する方です。

  • 実施すべきこと

①衛生管理計画の作成

「一般的な衛生管理に関する基準(※後述)」と「HACCPに沿った衛生管理に関する基準(※後述)」に基づき、衛生管理計画を作成します。

②衛生管理計画の周知徹底

作成した衛生管理計画を従業員に周知徹底します。

③(必要に応じて)清掃・洗浄・消毒・食品の取り扱い等の手順書作成

必要な場合には、清掃・洗浄・消毒・食品の取り扱い等の具体的な方法を記載した手順書を作成します。

④衛生管理の実施状況の記録・保管

衛生管理の実施状況の記録を残し、保管します。

⑤定期的な検証

衛生管理計画や手順書の内容が効果的であるかを定期的に振り返って検証します。必要に応じて、内容を見直します。

  • 「一般的な衛生管理に関する基準」の内容は?

衛生管理計画の作成に必要な「一般的な衛生管理に関する基準」は、14項目あります。「一般的な衛生管理に関する」の内容は、以前から使われている「食品等事業者が実施すべき管理運営基準に関する指針」を踏襲した内容です。

1.食品衛生責任者等の選任

2.施設の衛生管理

3.設備等の衛生管理

4.使用水等の管理

5.ねずみ及び昆虫対策

6.廃棄物及び排水の取扱い

7.食品又は添加物を取り扱う物の衛生管理

8.検食の実施

9.情報の提供

10.回収・廃棄

11.運搬

12.販売

13.教育訓練

14.その他

  • 「HACCPに沿った衛生管理に関する基準」の内容は?

「HACCPに沿った衛生管理に関する基準」の内容は8項目あります。そのうちの1~7はコーデックスのHACCP7原則の内容です。

1.危害要因の分析

2.重点管理点の決定

3.管理基準の設定

4.モニタリング方法の設定

5.改善措置の設定

6.検証方法の設定

7.記録の作成

8.小規模事業者等への弾力的運用

  • 困った時の手引書

厚生労働省のHPでは、冷凍食品事業者、健康食品製造、と畜場でのとさつ・解体処理に関する手引書をダウンロードすることができます。

出典:厚生労働省ホームページ「HACCPに基づく衛生管理のための手引書」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000179028_00002.html

「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」ためのHACCP導入方法

①手引書の解説を読む

厚生労働省のHPに厚生労働省が内容を確認した手引書が掲載してあります。手引書は業種・業態や取り扱う食品ごとに分かれていますので、該当する手引書を読みましょう。

手引書を読む際には、どんなことが危害要因となるのかを把握することがポイントです。

出典:厚生労働省ホームページ「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000179028_00005.html

②衛生管理計画の作成(ひな形を利用)
①で読んだ手引書に掲載されている衛生管理計画のひな型を利用し、衛生管理計画を作成します。
必要に応じて手順書も作成します。

③衛生管理計画の周知徹底
作成した衛生管理計画を従業員に周知徹底します。

④衛生管理の実施状況の記録(記録様式を利用)
①で読んだ手引書に掲載されている記録様式を利用し、衛生管理の実施状況を記録します。

⑤実施状況の記録の保管
①で読んだ手引書で推奨されている保管期間のあいだ、④で作成した衛生管理の実施状況の記録を保管します。

⑥定期的な検証
衛生管理計画や手順書の内容が効果的であるかを定期的に振り返って検証します。必要に応じて、内容を見直します。

●困った時の相談窓口
HACCP導入に向けてわからないことがある時は、管轄の保健所等に相談しましょう。各自治体の保健所のHPには導入方法や関係資料が掲載されていたり、衛生管理計画や記録表が無料ダウンロードできる場合もあります。

まとめ

HACCP制度導入のための準備は、残念ながら1日で終わるほど容易なものではありません。2021年6月の完全施行に向けてコツコツと準備が必要です。また、衛生管理やその記録は今後ずっと続けていかなければなりません。

しかし、HACCP制度化により日本の食の安全がより確実なものへと進化します。食の安全を享受できるのは、日本の食品事業者のお陰であると思いながら日々の食に感謝したいものです。

【お知らせ】ゴールデンウィーク休業について

ゴールデンウェーク中のカレンダー

拝啓 平素は格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、誠に勝手ながら、弊社では下記の期間をゴールデンウィーク休業とさせていただきます。

期間中はご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

休業期間 : 2021年4月29日(木)から5月5日(水)まで

ご注文の出荷について
ご注文 4月27日(火) 4月28日(水) 上記休業期間中 および 5月6日(木)
出 荷 4月28日(水) 5月6日(木) 5月7日(金)

休業期間中の配達日のご指定は承りますが、配送会社も休日体制となることに加え、新型コロナ感染予防対策の影響も予想されますので、指定期日どおりにお荷物が届かないこともございます。

また、一部の商品については、上記どおりの出荷ができないこともございます。その場合には、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違いと共通点

消毒液ポンプ

消毒液ポンプ

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違いを知ることで、使用目的に合った商品を選ぶ・購入する際の参考になると幸いです。同時に、使用時の注意点についても知っていただきたいと思います。

そもそも次亜塩素酸水、次亜塩素酸ナトリウムとは何か?

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは、言葉の頭に『次亜塩素酸』が付いているため似たようなもの、あるいは、同等のものと思われる方も多いと思います。

しかし、名前こそ似ているものの、性質としては全く異なるものです。まずは、両者の基本的な情報からご紹介します。

化学式

次亜塩素酸水:HClO
次亜塩素酸ナトリウム:NaClO

製法

次亜塩素酸水:①電解法(水と塩酸を電気分解する、または、水と塩を電気分解する)

②二液法(塩酸と次亜塩素酸ナトリウムと水を混ぜる)

③緩衝法(次亜塩素酸イオン交換製法)※HASH for PROの製法です。原料は次亜塩素酸ナトリウムと水のみで、飲料水適合に合格できる唯一の製法で製造されています。※塩酸を使っていません。そのため塩分が非常に少ない。塩分が少ない=不純物が少ない。

次亜塩素酸ナトリウム: 水酸化ナトリウムに塩素ガスを吹き込んでつくった原液を希釈する

pH

次亜塩素酸水:pH2.2~6.5(強酸性~微酸性)
次亜塩素酸ナトリウム:pH12.0程度(強アルカリ性)

用途

次亜塩素酸水:除菌・消臭(食品、器具など)
次亜塩素酸ナトリウム:漂白剤、殺菌剤(キッチン用、哺乳瓶用、洗濯用)

次亜塩素酸ナトリウムが含まれているものの代表例はキッチン・ハイターです。その他、家庭用の漂白剤・殺菌剤として洗濯の際に洗剤と一緒に入れたり、哺乳瓶の殺菌にも使われています。殺菌と漂白が同時にできる点が次亜塩素酸ナトリウムの強みです。

ただし、pH12.0程度の強アルカリ性であることから、皮膚に付着すると皮膚が溶けます(ヌルヌルした感じになります)。そのため、使用時は適切に水に薄めて使うことや手袋をして触ることが大切です。

手を洗う女性

細菌やウイルスを消毒・除菌する効果や使用方法はどうちがう?

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは、どちらも『塩素系殺菌剤』です。塩素系殺菌剤は、塩素化合物(HClO、ClO、NH2Cl2、NCl3)が細菌や微生物の呼吸系酵素を阻害し、同化作用を停止させることで殺菌すると考えられています。次亜塩素酸水はHClO、次亜塩素酸ナトリウムにはClOが塩素化合物として入っています。

両者ともさまざまな細菌類やウイルスに対して消毒・除菌することができる、という点では同じです。特に、塩素系殺菌剤はアルコール系の殺菌剤には消毒できないノンエンベロープ型のウイルス(ノロウイルス、ロタウイルスなど)を殺菌できるのが強みです。ちなみに、新型コロナウイルス感染症(ウイルス名:SARS-CoV-2)はエンベロープ型のウイルスなので、アルコール系・塩素系のどちらでも殺菌できます。

それでは、どのようなところにちがいがあるのかご紹介しましょう。

次亜塩素酸水は次亜塩素酸ナトリウムより低濃度で消毒・除菌効果が期待できる

次亜塩素酸水は有効塩素濃度10~80ppmで効果を発揮するのに対し、次亜塩素酸ナトリウムは有効塩素濃度100~1000ppmが必要です。

有効塩素濃度の差は、塩素化合物の殺菌力のちがいによるものです。先程、次亜塩素酸水はHClO、次亜塩素酸ナトリウムにはClOが塩素化合物として入っています、とご紹介しました。HClO(次亜塩素酸水)は、ClO(次亜塩素酸ナトリウム)より殺菌力が強いのです。そのため、同じ数のウイルスを消毒・除菌する場合、HClO(次亜塩素酸水)はClO(次亜塩素酸ナトリウム)より少ない量でウイルスを消毒・除菌することができます。

次亜塩素酸ナトリウムは人体の消毒に使うことができない

次亜塩素酸ナトリウムはpH12.0程度の強アルカリ性なので、人体の消毒には使うことができません。例えば、次亜塩素酸ナトリウム液をスプレーボトルに入れて手指にシュッと吹きかけると、手がヌルヌルとしてきます。これは、手の皮膚が溶けていることを示しています。絶対に行わないでください。

一方、次亜塩素酸水は人体の消毒に使うことができます。次亜塩素酸水はpH2.2~6.5(強酸性~微酸性)で強酸性のものもありますが、微酸性のものを人体用として使用しています。

pHは、アルカリ性、酸性を示す単位です。pH7.0辺りが中性となり、数字が少ないと酸性を示し、数字が大きくなるとアルカリ性を示します。

HASH for PROのpHは、pH6.0±0.5という弱酸性の領域です。そのため皮膚に当たっても荒れたりすることは起こりにくいです。

次亜塩素酸ナトリウムは加湿器やスプレーでの空間噴霧ができない

先程、次亜塩素酸ナトリウムはpH12.0程度の強アルカリ性なので、人体の消毒に使うことができないとご紹介しました。こちらと同じ理由で、加湿器やスプレーでの空間噴霧も禁止です。次亜塩素酸ナトリウムは直接肌に付着することだけでなく、噴霧したものが目や鼻の粘膜に付着したり、口や鼻から吸い込むことも危険だからです。したがって次亜塩素酸ナトリウムの噴霧はかなり危険となります。次亜塩素酸ナトリウムは、ハイターやブリーチなどの漂白剤の一種です。

未だに幼稚園や保育園では希釈して赤ちゃんのおもちゃの消毒に使用しているところが多々あります(特に公立)手だけでなく、製品や衣服もボロボロになるので、現場の方は苦しんでおられます。緩衝法次亜水(弱酸性次亜塩素酸水)と次亜塩素酸ナトリウムは全く別物です。名前が似ているので間違われやすいですが、何度も言いますが、別物です。気をつけてください。

一方、次亜塩素酸水は製法によりますが専用の噴霧器で空間除菌が可能です。超音波式の加湿器を使用しなければならない等の条件はありますが、安心して空間噴霧することができます。

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの共通点

ここまでは次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムのちがいについてお伝えしてきました。今度は両者の共通点についてご紹介します。

金属腐食性がある

金属腐食性とは、簡単に言うと金属に錆びを生じさせるということです。商品によってはステンレス製品であれば使用可能という場合もありますが、基本的に金属には使用できません。

さて、次亜塩素酸水の製法として、①電解法 ②二液法 ③緩衝法 の3つをご紹介しました。原料を見てみると、①と②には塩酸が使われています。しかし、③緩衝法でつくる当社製品HASH for PROは塩酸を使用していません。塩酸不使用のため①②でつくられた次亜塩素酸水より塩分が非常に少なく、金属への腐食作用が軽微なことがHASH for PROの特徴の一つです。

金属への腐食作用が軽微であるということは、ドアノブやシンクなど金属製品の除菌にも安心してお使いいただけます。

酸性のものと混ぜると危険

次亜塩素酸ナトリウムを含む商品容器に『混ぜるな危険』と大きく書かれているのを目にしたことがある方は多いと思います。実は、次亜塩素酸水も酸性のものと混ぜると危険なのです。

危険な理由は、酸性のものと混ぜると「塩素ガス」が発生するからです。塩素ガスは目への刺激・咳・窒息感の他、最悪の場合は死に至ります。空になった容器に酸性の液体を補充しようと思ったら塩素系の液体を間違って補充してしまった、先に塩素系の溶液が散布してあったことを知らずに上から酸性の溶液を散布してしまった、などうっかりミスが事故の原因です。十分に気を付けて欲しいと思います。

食品添加物(殺菌剤)として認められている

次亜塩素酸水は2002年3月に、次亜塩素酸ナトリウムは1950年4月に食品添加物として国に認められています。食品添加物=安全、ではありません。あくまでも、使用濃度や使用方法などをきちんと守って使用すれば効果が認められ、人体にも影響がないということを保証するものです。間違った使い方をすれば、殺菌効果がなくなる可能性どころか命に関わる危険もあります。使用方法をきちんと読み正しく使いましょう。

まとめ

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは、pHや含まれる塩素化合物のちがいから、使用濃度や手指の消毒の可否・加湿器での空間噴霧の可否が異なります。

しかし、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは、両者とも優れた殺菌効果を持つということに変わりはありません。どのような方法で殺菌をしたいのか、何を殺菌したいのかを見極め、使用目的に合ったほうを選んで正しく使いましょう。